視力を回復させようと眼鏡をやめているが、どうもそれは違う様な気がしてきた。
身体と同じで手がでしゃばると全身の力が使えなくなる様に、普段あまりに眼に頼り過ぎてはいないだろうか。特に眼は情報社会では酷使されている。程々に見えない方がかえって良い場合もあるのではないだろうか。上手に他の感覚がカバーしてくれないだろうか。
見えなくても本当に必要な情報は入って来るはずだ、という意味不明の確信めいたものがある。それこそ直感。だからかかえって心は穏やかだ。必死で見る必要がない。
意味付けは自分ですればいい。